仕事図鑑 JOB DICTIONARY

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人の命を救うスペシャリスト!
「救急救命士」の仕事内容とは?

「救急救命士」の仕事内容とは?

「人の命を救う仕事がしたい」と、事故現場や救急車の車内などで救命措置をおこなう救急救命士の仕事に憧れる方もいると思います。 救急救命士になるためにはどのような進路を選ぶのが適切なのでしょうか? この記事では、救急救命士の仕事内容や働き方、必要とされるスキルについてご紹介いたします。

救急救命士ってどんな仕事?

救急救命士は、事故現場や救急車など1分1秒を争う救急現場で適切な処置をするという重要な使命を持ちます。現場から病院までの搬送中には心肺停止などのアクシデントが頻繁に起きるため、状況に応じて適切に対処することが肝心です。 救急救命士は医師ではないため、医師免許の必要な医療行為をすることはできません。救急救命士ができるのは薬剤の投与やAEDを用いた治療などです。実際、救急救命士がやっていい処置が限定されているために命を救うことができないことがあるという問題も起きています。この問題を受けて現在、救急救命士がより広範囲の処置を担当できるよう検討が進められています。

救急救命士の多くは公務員として働く

救急車は消防署から出動するため、救急救命士は消防署で勤務することになります。この仕事に就くためには救急救命士の国家資格の取得だけでなく、消防士になるための公務員試験にも合格する必要があります。人の命を救う仕事だからこそ、確かな知識や技術、そして「人を救いたい」という強い気持ちでスキルアップを目指すことが大切なのです。

救急救命士になるための道のり

救急救命士になるには、救急救命士の資格だけでなく「消防士」の試験(公務員試験)にも合格しなければなりません。公務員試験であるため29歳以下という年齢制限があります。 救急救命士として活躍するための道は大きく分けて2つあります。1つは、救急救命士の資格を取得してから消防士試験を受けて就職するという方法、もう1つは消防署試験を受けて消防士となってから救急救命士の資格を得るという方法です。 ただし、先に消防士となってから救急救命士の資格を取るという道の場合には5年以上の消防士勤務が必要になる上、頻繁に消防士業務を抜けて研修に行かなければなりません。できるだけ早く一人前の救急救命士として働きたいのなら、高校卒業後に救急救命士の資格取得を目指せる専門学校や医科大学などに進み、救命救急士の国家資格に合格してから消防士の公務員試験を受けるのが良いですね。 消防署の採用試験には、体力検査や身長、肺活量、視力といった身体的制限もあります。希望する消防署の募集要項や受験条件などを事前にしっかりと確認しておきましょう。

救急救命士の適性ややりがいについて

救急救命士に最も必要なものは、人の命を救いたいという強い思いです。晴れて救急救命士になったあとも訓練を欠かさない継続力は、救急救命士に必要不可欠といえます。 救急救命士は、一刻を争う状況の中で最善の判断をしなければなりません。ほんの少しの選択ミスが人の命を左右することも少なくないため、どんな状況下においても冷静に状況を見極める力が必要とされます。常に緊張感を持っておかねばならない仕事ですが、そのぶん人の命を救えたときや誰かに感謝されたときの喜びは計り知れません。

「命を救いたい」という強い気持ちを持って適切な処置を施す救急救命士という仕事は、とてもやりがいのあるものです。命の現場で活躍したいという強い意志を持っている方は、救急救命士の国家資格取得を狙える専門学校に通うのがおすすめです。高いスキルを得られる専門学校で命を救うためのあらゆることを学んで、立派な救急救命士を目指してみてくださいね。

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