仕事図鑑 JOB DICTIONARY

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medical
歯科衛生士

歯科衛生士とは

歯科衛生士とは?

歯科診療所や歯科医院で歯の治療のサポートをするのが歯科衛生士です。歯医者へ通院した時にこの歯科衛生士さんのお世話になったことがあるひとも多いのではないでしょうか。
歯科衛生士には診療の補助や歯周病などの予防処置、歯の磨き方をはじめとした保健指導などの仕事があります。よく似た職業に歯科助手がありますが、歯科助手とは違い歯科衛生士になるには専門学校のような養成校へ通い国家試験に合格することが必要です
80歳まで20本の歯を残すことを掲げた「8020運動」は有名ですが、近年では従来のような悪くなった歯の治療に重点を置いた考え方から歯や口腔(こうくう)の衛生を保ち虫歯や歯周病を未然に防ぐ予防歯科の考え方へとシフトするひとが増えてきました。そのため口腔ケアの専門家である歯科衛生士の活躍が期待されています。
長らく女性のみが就ける職業でしたが、時代やニーズの変化もあり男性も歯科衛生士になることができるようになりました。男性が通える養成校の少なさなどもあり、いまだ数は少ないですが男性歯科衛生士も続々と誕生しています。

関連リンク:
どんな良さがある?「歯科衛生士」の仕事が女性から人気を集める理由

歯科助手との違いは何?

歯科衛生士とよく似た職業に歯科助手がありますがこの2つには国家資格の有無という大きな違いがあります。すなわち歯科衛生士は医療従事者歯科助手は一般事務職となります。
歯科助手は歯科衛生士と同じく歯科医師の診療補助などをおこないますが、国家資格をもたない職業なので歯石除去のような患者の口腔に触れる医療行為をおこなうことができません。
そのため歯科助手の仕事は受付や事務、片づけのような雑用が中心となります。
こうした理由もあって「歯科助手になったもののやっぱり歯科衛生士を目指したい」と考える歯科助手もおり、そうしたひとたちは夜間学校などに通いながら歯科衛生士資格取得に向けて努力しています。

関連リンク:
歯の健康を守る仕事がしたい!歯科衛生士と歯科助手の違いとは?

歯科衛生士の仕事内容

歯科衛生士ってどんな仕事?

歯科衛生士の仕事でとくに重要な業務は「3大業務」と呼ばれており、歯石除去などをおこなう「予防処置」、歯科医師のサポートをする「診療補助」、歯磨きの方法などを指導する「保健指導」があります。
診療所や歯科医院での仕事が主ですが最近では訪問歯科の需要も増えてきました。歯科医師と同伴または歯科衛生士単独で患者の自宅や高齢者施設へおもむき歯周病の治療や口腔ケア、リハビリ、入れ歯の修理といった業務をおこないます。
職場によっては事務作業を兼任することも多いので、受付や会計、在庫管理といった業務もこなせるように備えておくと良いでしょう。

診療補助

診療のアシスタントを務め歯科医師をサポートをする仕事です。
治療中の患者の横で器具の受け渡しをしたり、治療に使用した器具の洗浄などをします。

予防処置

歯科医師の指示のもと歯石の除去やフッ素化合物の塗布をおこない虫歯や歯周病の予防処置をおこないます。

保健指導

正しい歯磨きの方法や生活指導をおこない、患者が自分の歯の健康を維持できるようアドバイスします。
幼稚園や小学校へ訪問し指導をおこなう場合もあります。

歯科衛生士として就職するのに必要な資格

歯科衛生士国家試験

歯科衛生士国家試験とは?受験資格は?

歯科衛生士となり医療行為をおこなうためには国家資格である歯科衛生士国家試験に合格する必要があります。
国家試験の受験資格は大学や専門学校の歯科衛生士養成コースを卒業することで取得可能です。
養成校では人体の構造や歯・口腔の機能、臨床歯科医学などの座学や臨床実習による実技を学び歯科衛生士として活躍するための知識や技術を取得しましょう。

関連リンク:
歯科衛生士になるにはどうすればいい? その道のりや学習内容について
「歯科衛生士」の将来性とは? 将来のことを考えて資格を取得しよう!

試験の難易度・合格率は?

歯科衛生士国家試験の過去5年の合格率はこちらです。

受験者数合格者数合格率
2016年7,2336,94496%
2017年7,2186,73793.3%
2018年7,3747,08796.1%
2019年7,2076,93496.2%
2020年7,2166,80894.3%

すべての年で合格率90%を超えており合格率が96%を超えている年も多いです。そのため比較的難易度の低い試験と言えます。
学校で勉強したことを試験で発揮できれば合格は難しくないはずです。それでも不安を感じるひとは国試対策に力を入れている専門学校を選んだり、過去問対策を重点的にするなどしてバッチリ対策しましょう。

試験の実施時期や会場は?

歯科衛生士国家試験は毎年3月に実施されています。国家試験ですが全都道府県に会場があるわけではないので住んでいる地域によっては宿泊などを考えると良いでしょう。
令和3年の試験会場は
北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県および沖縄県
となっています。

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