スポーツ科学科スポーツビジネスコースの中野さんと中村さんは、春に東北のJリーグチームのインターンシップに参加!
インターンシップで学んだことをお二人に聞いてみました!
Jリーグチームへのインターンシップに参加した経緯は?
スポーツ科学科スポーツビジネスコースの中野さんと中村さん。
今回のインターンシップへ参加した経緯を教えてください!
学校から「東北のJリーグチームのインターンの募集があるけど参加してみない?」と誘われました。
私は元々サッカー観戦はよく行っていて、今回募集のあったチームは特に1年でJ2に昇格したり、集客も年々増えているクラブなので、「どうしてこんなに一気に増えていっているんだろう?」と興味をもっていたので、『是非!』と参加することにしました!
ぼくも学校から紹介があったので。
もともとサッカーしていたので、プロチームでのインターンシップなんてなかなかないし、チャンスだと思って参加することにしました!
今回のインターンシップに参加するにあたり、何か選考のようなものはあったのですか?
そうですね。オンラインでの面談のようなものがありました。
遠く離れたサッカーチームのインターンになぜ参加希望なのか?とか聞かれました。
その場で合否が出たんですか??
そうですね。『是非来てください』という感じでした。
ぼくもそんな感じでした(笑)
インターンシップ期間の業務内容は?
インターンシップの期間はどのくらいだったのですか?
1週間ですね。
私は面談の時に広報と運営に携わりたいと伝えていたので、初日に広報の方と一緒にお仕事させていただいて、その後は運営のお手伝いをしたり、営業のお手伝いをしたりしました。
はい、同じく1週間ですね。
ぼくは担当の方が運営の方だったので、運営全般のいろいろな業務をさせていただきました。
いろいろな業務を経験されたと思うのですが、その中で印象に残っていることを教えていただけますか?
そうですね……
(インターンシップ)期間中に風が強い日があって、旗も出せない、テントすら出せないという状況で。
私はその日2つのブースを担当することになっていたのですが、ブースのオープン1時間前に中止の連絡が来て……。
既に来ているファンの方への対応に追われたのですが、その後どうすればいいか分からなくて。
でもスタッフさんも忙しいので、『とにかく自分で考えて動かなくちゃ!』と思って、ファンクラブブースの方へ行ってお手伝いをしました。
その時にファンの方とお話しできたり、ちょうど対戦相手が私の地元のサッカークラブだったので、地元の方とも話ができたりして、いい思い出になりました。
ぼくはファンブースのところにいて、福島の方とお話することがありました。
ずいぶんと復興は進んでいるとはいえ、東日本大震災の『被災地』というイメージから移住してくる人も少なく、人が減っているそうで。
『インターンという形でも来てくれてありがたい』と泣きながら話していただけたのが印象的でした。
いろいろな経験、業務を経験されたんですね!
経験してきたことを学校に戻ってきて生かせていますか?
臨機応変というのと時間の使い方を学びました。
学校の授業も急遽変更や休校になったりすることもあるので、その空いた時間をどう使うか?を考えるようになりました。
今は就職活動中なので、先生との面談を入れたり、履歴書書いたり、この前は適性検査受けたりしました。
時間管理、ですね。
試合前にイベントがたくさんあるので、それ全体を把握しながら時間通りに試合が始められるようにしなくちゃいけない。
今回のインターン先のチームはスタッフが多くはないので、協力しながらやっていく必要があります。
その部分は、学校に戻っても活かせていると思います。
将来の夢、目標を聞かせてください!
将来の目標を聞かせてもらえますか?
私は高校の時にサッカー部のマネージャーをしていて、裏方の仕事をしていたので、『絶対にサッカーに携わりたい』という気持ちが強いです。
Jリーグのどこかのチームで、何かイベントを一から企画して実行していく、というのが夢です。
地元のチームに就職して、サッカーで地元を盛り上げたい、という気持ちが一番強いです!
ぼくの夢は『プロチームでチームマネージャーになること』です。
そのために、まずは『チームに関わる仕事に就くこと』を目標にしています。
もともとはチームスタッフになりたくて、選手に関わることよりも、チームを支える側になりたかったんですが、Jリーグチームのスタッフの方の特別講義の中で、業務内容の話で主務・副務とかの話があって、こんな仕事もあるんだなぁ、と知って。
絶対大変な仕事だとは思うのですが、その分やりがいもあると思ったので、その話を聞いてマネージャーになりたい!と思いました。
Jリーグのチームで働くのが一番の目標ですが、競技に関わらず、リーグに貢献したいなとも思っています。
最後に進路選択中の高校生へアドバイスをお願いします!
私は進路をずーっとギリギリまで悩んでて、学校選びも悩んでいたし、何になりたいのかも悩んでました。
「なりたいもの」になれるとは限らないけれど、自分で「これで働きたい!」と思ったら、思いのまま行動していくのが大事だな、と感じました。
私は以前、福岡のチームのインターンにも行きました。今回は東北、次は地元のチームにもインターンに行く予定です!
自分のやりたいことを好奇心を持ってドンドンやってほしいです!!
ぼくは医健の先生が大好きすぎて(笑)。
ぼくは元々理学療法科に入学したんです。
理学療法科でちょっとつまづいたことがあって、誰にも相談できずに落ちてしまって、どうしようもなくなって親に相談したんです。
そしたら親は地元に戻ってきたら?と。ぼくの身体のことを第一に考えてくれたんですね。
でもぼくの中には『スポーツ業界に行きたい』という思いがあって、スポーツ科学科に転科することにしたんです。
その時、理学の担任の先生は『スポーツ科学科に行っても何かあったら相談してね』と言ってくれて、今でも話をしますし。
スポーツ科学科もいい先生ばかりで……。悩んでも相談すれば、先生たちも親身に真剣に一緒に悩んで提案してくれるので、好きなことを選んで進んでみていいと思いますよ!
インタビューへのご協力、ありがとうございました!