実際に大学受験をし、福岡医健の作業療法科に入学した東さんに聞いてみました。
高校時代の東さんの進路活動について
東さんの進路活動を教えてください。
進路を探すにあたり、実は最初は理学療法科を考えていたんです。
でも、定員にすぐに達してしまって、受験の機会を逃しました。
そこで、再度進路を探しているとき、福岡医健の作業療法科でスポーツリハビリ専攻があることに気がつきました。
今年から始まった作業療法科の『医療福祉専攻』『スポーツリハビリ専攻』『こどもリハビリ専攻』ですね。
はい。作業療法士もスポーツに関わることができること、特殊手技MTAが学べること、障がい者スポーツの現場にも出られることを知り、福岡医健で作業療法士になろう!と思いました。
でも大学も受験された。
受験された大学も同じような学科だったのですか?
高校も大学進学者が多い学校で・・・
受験したのは、国立大学のソーシャルワーカーや社会福祉士を目指せる学科でした。
進学先として専門学校を選ぶにあたって、高校の先生や保護者様からの反対はありませんでしたか?
高校の担任の先生は、むしろ「やりたいことを学べる学校がいい。行きたい学校に行きなさい」と言ってくれて。
他の先生に相談しても「大学の方が絶対いいということはないし、専門職になると、より専門的な知識は専門学校の方が深められるし」と。
親には国立大学と私立の専門学校なので学費の面でも迷惑をかけているとは思いますが、結果的には福岡医健に進学させてくれました。
大学ではなく専門学校を選んだ理由とは?
東さんが福岡医健を選んだ理由はなんですか?
障がい者スポーツをやりたい、という夢があって、福岡医健はそれが学べる学校だったからです。
進学先を調べる中で、福岡医健には理学療法科でなくてもスポーツに関わることがあるということが書かれていて。
そこで初めて作業療法士が障がい者スポーツに関わっていることを知りました。
入学後、障がい者スポーツという面ではむしろ作業療法士の方が関わりが多く、実際に車いすマラソンの練習会に参加したり、徒手療法(MTA)の授業を3年生と混じって受けたりしています。
車いすマラソン練習会での様子
東さんは、Wメジャーカリキュラムも積極的に受講されていますよね?
はい。それも将来障がい者スポーツに関わるのに役に立つと思っています。
仕事をするにあたって、他の治療方法を知っていてそれを薦めることで患者様の回復を早めることもできるし、患者様の治療の選択肢を増やすこともできます。
例えば患者様にとって、やりたくない治療方法はやはり積極的な気持ちにはなれないと思うので。
あとは、自分自身の勉強のため、です(笑)。
Wメジャーカリキュラムを受講する東さん
「やりたいことを学べる学校へ進学した方がいい!」と話してくれた東さん。
将来、障がい者スポーツに携われるよう頑張ってくださいね!