業界コラム

どんな働き方が考えられる? 「診療情報管理士」の主な就職先について

どんな働き方が考えられる? 「診療情報管理士」の主な就職先について

どんな働き方が考えられる? 「診療情報管理士」の主な就職先について

診療情報管理士の資格を取得したあとには、どのような職場で活躍することができるのでしょうか?
診療情報管理士は医療機関で診療情報の管理全般を担当するスペシャリスト。医療業界のIT化が進むにつれて、診療情報管理士のニーズは今後ますます高まっていくと考えられます。今回は、診療情報管理士の主な就職先や働き方についてご紹介いたします。

診療情報管理士の就職先1:大規模病院

診療情報管理士は、大学病院や総合病院といった大規模な病院に就職することがほとんどです。
病院に就職すると、医事課や診療情報管理室、診療録管理室や病歴管理室などに配属され、業務をおこなうことになります。場合によっては医療事務の仕事を兼務することもあります。
一般的に、病院の規模が大きいほど病床数も多くなり、これに従って診療情報管理士が管理する診療情報も膨大な量になるものです。大病院では1日に数千件の診療情報を扱うこともあります。診療情報管理士には、正確かつスピーディーにカルテの処理をすることが求められるのです。

診療情報管理士の就職先2:小規模な病院

大病院ではなく、地域密着型の小規模な病院に勤務するという選択肢もあります。診療情報のデータベース化や情報分析といった業務を担当するという点は、小規模な病院であっても大病院とほぼ変わりません。 小さなクリニックの場合、診療情報管理士は1~2名ですべての業務を担当することになります。あらゆる業務に対応できるよう、高いスキルを身につけておくことが大切です。

診療情報管理士の就職先3:民間企業

診療情報管理士のほとんどは医療機関に就職しますが、中には病院業務に関連する民間企業で働く人もいます。
カルテ監査や診療報酬請求といったスキルや経験は、医療ソフトウェア開発分野や監査法人といった分野で役立てることもできるのです。医療機関以外で働きたいと考えている方は、こういった職場への就職も視野に入れるとよいでしょう。

診療情報管理士のさまざまな働き方

診療情報管理士の雇用形態は正社員だけでなく契約社員や派遣社員、パートタイマーなどさまざまです。 ほとんどの場合、診療情報管理士はフルタイムで働くことになりますが、中には時短勤務の求人もあります。将来的に、出産や育児などで長時間働けなくなる場合、時短勤務ができるのは大変便利といえます。また、仕事とプライベートを両立しながら働いていきたいと考える方にとっても、自分のペースにあわせて時短勤務という働き方ができるのはありがたいことでしょう。

診療情報管理士のほとんどは規模の大きい病院に就職し、診療情報を扱うスペシャリストとして活躍します。中には小さなクリニックや民間企業に就職する診療情報管理士もいるので、さまざまな選択肢から最適な職場を選ぶとよいですね。
診療情報管理士の資格は、専門学校などで学んだあとに認定試験を受けることで取得できます。現場で即戦力として活躍するためにも、診療情報管理について深い知識を学べる学校を選ぶのがおすすめです。

現場で即戦力として活躍するためにも、診療情報管理について深い知識を学べる学校を選ぶのがおすすめです。

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