硬式野球部新チーム 初の公式戦
【医健新聞】
本校に新たに誕生した硬式野球部が平成28年10月8日(土)、初の公式戦に出場しました。創部は同年7月。高校野球経験者が多い本校では以前から創部を願う声も上がっており、要望に応える形で発足となりました。部員16名、初戦までは約3か月。高校野球経験者が多く入部しましたが、一度野球から離れた選手がほとんど。実習や講義、海外研修の合間を縫っての練習スケジュールとあって、厳しい条件での調整となりました。
先発は、部の発足を聞きつけ一番に入部を希望した阿南康成投手(柔道整復科1年)。甲子園出場経験校でもある大分高等学校の出身で夏前まではエースでしたが、大会前の練習試合でライナーを右腕に受け骨折。夏のマウンドに上がることができず、「一生の悔い」と本人は話していました。初回、緊張からか4点を先制され、その後3回に1点を追加されるも粘りのピッチング。6回には手島選手(理学療法科1年)、7回に本田選手(柔道整復科2年)にリリーフするも制球が定まらず合計15点の失点。記念すべき初戦は0-15と社会人野球の厳しさを知ることに。
プロ野球選手のトレーナーが講師として在籍する本校。「結果は惨敗だったが、この環境でどこまでやれるか挑戦してみたい」と監督の藤村先生は意気込みを語っています。