海外実学研修 〜グローバルな職業人を目指して〜
【医健新聞】
平成28年10月〜11月にかけ、スポーツ科学科、救急救命科、医療事務ビジネス科、薬業科、理学療法科、作業療法科の海外実学研修を実施しました。
この研修は、専門分野における世界最先端の技術や情報の取得と文化や価値観の違いといった、自身のスキルアップと国際的な感性を養うことを目的として毎年実施されています。海外経験の少ない学生たちは、出発を前に大きな不安を抱え旅立って行きました。
教育提携校であるカリフォルニア州立大学ノースリッジ校やハワイ大学カピオラニコミュニティーカレッジ等での講義に始まり、各分野のスキルアップトレーニングプログラムや施設見学、ショッピングや観光など約1週間の研修プログラムはとても充実した内容。研修初日はどの学生も緊張でなかなか積極的に質問や意見が出せなかった様子でしたが、海外の文化に触れながら少しずつコミュニケーションの大切さや発言の大切さに気付き始め、研修後半には積極的に質問をする姿も見られました。
また、日本とは全く違う環境や考え方を目の当たりにし、「自分の中の何かが変わった。英魚力の必要性も強く感じた」と多くの学生が話していました。「多くの人との出会いや様々な価値観に触れることはとても大切。たった8日間のプログラムだけれど、人生の中でも大きな気付きとなる8日間になったことでしょう」とは、引率した田中俊光先生(理学療法科)。
帰国した学生たちからは、自身の将来の夢に向かって新たな決意を胸に、更に勉学に励む姿が多く見られています。